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産地の特徴など
90年代半ば、農民はコーヒーを持続的農作物として見直し始めます。小規模農家が集まって小さな協同組合を設立、高品質のアラビカ種のコーヒーが西部高地の生産者によって周辺地域に広まっていきました。2008年、カメルーン政府はコーヒー産業の再生計画を発表し、世銀、国連、EUなどの支援を受け、再生に向けた取り組みをおこなっています。
カプラミ(CAPLAMI)生産者組合が属するUCCAO(Union Centrale des societes Cooperatives Agricoles de l'Ouest)はカメルーン最大のコーヒー生産者組合。2019年10月、アフリカスペシャルティーコーヒー協会(AFCA)主催のカッピングコンテストで、カプラミは1位となりました。 カプラミ「2019/20」豆が入荷しました。カフェゼロサンでは2016年まで「カメルーン ロングベリー」を販売していたのですが、久しぶり(5シーズンぶり)の取扱いになります。ハンドピックは必須ですが、初期(2000年代後半)から比べると取り除く豆はだいぶ少なくなりました。丁寧にハンドピックするとクリーンカップのコーヒーになります。商品名は今回から「カメルーン カプラミ」といたします。 |
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生産地:西部州バフォウサム・カプラミ生産者協同組合「レッドマンドリル」
品種:ジャバ スクリーンサイズ:16UP
標高1200-1800m・100%天日乾燥 フルウォッシュド
2019/20クロップ・日本入荷2020年9月(2020年11月20日から販売を開始) |
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焙煎と味わいの特徴
「まろやかな酸味と滋味あふれる自然な甘味、適度なコク」
滋味あふれるというような、豊富なコクがカメルーンコーヒーの特徴です。
口当たりやさしく、まろやかでうまみたっぷり。自然な甘味と酸味が広がっていきます。
基本「フローラル系」のフレーバーのように思いますが、いろいろな要素があるようでズバッとしたものではありません。クリーンカップ。
基本的には軽やかで後味すっきりめ、酸味系のコーヒーです。 「ルワンダ アバトゥンジ」が(豆の形状もですが)近いといえば近いです。 焙煎は普通の「シティロースト」です。深煎りには適応しません。 |
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2020年11月20日から販売開始(2020/11/19) |
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ティスティング評価 ◎=強く感じられる ○=感じられる △=少し感じられる |