■ミヤキ氏とシャローン農園■
1975年の大霜害に遭いコーヒーの木が全滅するという困難に遭ったミヤキ一家は、長年住み慣れた土地パラナに別れを告げました。1978年にセラードに移り住んだ時、ミヤキ氏は6歳でした。17歳で農学校を修了し、家族から受け継いだ知識を深め、父を手伝いシャローン農園で働き始めました。
シャローン農園はセラードのなかでも最も美しい地域、シャパドン・デ・フェーロ地区にあります。最近では除草剤の使用を大幅に減らしました。雑草を刈り込み、有機物に変えることで土壌もフワフワと酸素を多く取り込み保水率も上がりました。痩せた土地と言われたセラードと共存する方法を見つけるのに親子2代の時が流れました。今ではコンテストにも入賞するようになりました。
|