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産地の特徴など
ネパール、バグマティ県ラリトプル郡トゥラドゥルング村からやってきたコーヒーです。ネパールのコーヒーはカフェゼロサン初登場になります。魅力的なコーヒーにようやく出会うことができました。
標高1200-1500mの山間にあるトゥラドゥルング村では、コーヒーの実る乾期、日中は太陽の恵みをいっぱいに受け暖かく、夜はヒマラヤの厳しい冷気を受け冷え込みます。この寒暖の差が深い味わいのコーヒーを生み出しました。首都カトマンズから50キロのところにあり、村の人口は約1200人ほど、そのうちコーヒー生産者は約900人です。交通手段はあまりなく、年に一度お金に換える農産物以外に収入源のない農民たちは自給自足の生活をしています。コーヒー以外ではショウガとウコンなどが生産されているそうです。
700人のコーヒー生産者がこの村のラト・グラス・オーガニック・コーヒー開発委員会に組合員として参加しています。年間の生産量は20-25トンほど。主な輸出国はドイツと日本です。生豆は粒がそろっており、欠点豆も比較的少なめでした。
ネパールでは小規模農家がコーヒーを生産しており、収穫、皮むき、選別作業などもすべて手作業で行われています。そもそも農薬を買うお金自体がありませんから基本的にすべてオーガニックといってよいかと思います。トゥラドゥルングはNASAA「オーストラリア有機栽培認証」を得ました。 |
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バグマティ県ラリトプル郡トゥラドゥルング村
トゥラドゥルング村の小農家=コーヒー生産者約900人
品種=ティピカ、ブルボン、イエローカツーラが多いと村人は言っています
スクリーン15UP 精製方法=フルウォッシュド 100%天日乾燥
標高1300-1700m 2011/12クロップ NASAA有機認証
2012年8月日本入荷豆(2013年2月14日から販売開始) |
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焙煎と味わいの特徴
「豊富な甘味とコクを持つ、マイルドな味わいのオーガニックコーヒー」
穏やかなうまみに溢れ、豊富な甘味とコクが広がります。口当たりが良く、穏やかなやさしい味わいが魅力です。ミディアムボディ。このコクの部分が「トゥラドゥルング」の個性と言えるでしょう。香りは弱めですが、口内でじんわり広がります。
シティロースト(中煎り)で「トゥラドゥルング」の持ち味を活かし、ほどよい酸味とコクの、バランス系の飲み口のよいコーヒーに仕上げました。この焙煎度では苦みはほとんど感じられません。冷めてもおいしくいただけます。 |
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2/23受注分をもって販売終了になりました(2014/02/24) |
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ティスティング評価 ◎=強く感じられる ○=感じられる △=少し感じられる |