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産地の特徴など
東ティモールは2002年にインドネシアから独立を達成。コーヒーの栽培はポルトガル統治時代から続き、唯一の輸出品です。戦乱の時が長かったので、コーヒー農園は手入れができず荒れ果て、自然状態(ジャングル)に戻ってしまったといいます。
日本のNGOピースウィンズジャパン(PWJ)が支援している「レテフォホ村」のコーヒーです。2003年から始まったコーヒー生産者支援は今年で10年目に入りました。8世帯から始まった取り組みも今では350世帯近くにまで広がっています。それまで東ティモールの生産者たちは、コーヒーの品質管理という概念がなく、自然のまま木についている赤い実を摘み取り、仲買人に売るだけでした。PWJはただ摘み取るだけでなく、チェリーの選別からパーチメントまでのプロセシングを指導し、生産者たちにその技術を習得してもらいました。こうした長年にわたる地道な取り組みによって、現場での意識改革をうながし、品質の向上に努めてきました。今回、素晴らしい状態の生豆がグレインプロ梱包で届きました。支援してきたグループ、生産者たちの取り組みに敬意を称し大きな拍手を送りたいと思います。10年目の成果がここにあります。
2015入荷豆の登場です。「2014レティフォホ」よりもさらに標高の高いエリアで作られた、厳選されたコーヒー豆です。レテフォホ村の生産者404世帯のうち「9世帯の選抜チーム」が作りました。甘味・コク・酸味の質がさらに向上しています。 |
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生産地=エルメラ県レテフォホ村
日本のNGOピースウィンズジャパン(PWJ)が2003年からコーヒー生産者支援をしている(レテフォホ村の生産者404世帯から9世帯の選抜チーム)
品種=ティピカ他 スクリーン16UP 精製方法=フルウォッシュド 100%天日乾燥
標高2100m 2014/15クロップ JAS認証 有機栽培 グレインプロ梱包
2015年1月日本入荷豆(2015年3月12日発送分から販売開始) |
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焙煎と味わいの特徴
「豊富な甘味、うまみ・コク、やさしい酸味」「クリーンカップ」
「2015レテフォホ」は前年豆に比べ、甘味・コク・酸味の質が向上、飲み応えが増しています。飲み口の良いクリーンなカップで、質の高さを実感できることでしょう。基本的にはやさしい酸味と自然な甘味を持つ、軽やかな風味のバランス系コーヒーといってよいでしょう。中米産コーヒー(パナマ・グアテマラ天日煉瓦干し)と比較しても面白いと思います。強い個性はありませんが、穏やかな自然の甘味と上質でクリーンなカップが「レテフォホ」の最大の魅力です。
焙煎度は「シティロースト」です。 |
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1/30受注分をもって販売終了になりました(2016/01/31) |
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ティスティング評価 ◎=強く感じられる ○=感じられる △=少し感じられる |