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産地の特徴など
インドのモンスーンコーヒーは「黄金コーヒー」と呼ばれ、大変古い歴史があります。その作り方は独特です。
アラビア海に面するマンガロール沿岸部にある、換気機能の整ったGodownの床(窓の面積が通常より多く取られた専用倉庫)に均一に10センチ程の厚さに広げられます。
南西から吹く水分を多く含んだモンスーン風(湿度100%近い)に10日程さらし、生豆の上層部と下層部に水分吸収量の差がでないように、一定時間間隔で攪拌されます。水分を含んだ生豆は、当初の1.5倍程度まで膨らみ、色は淡白色〜金、薄茶色に変化していきます。 その後、風通しのよい荒く縫われた麻袋に詰めなおし、前後左右に風が通る空間を確保して4段ほどに積まれます。
そのまま14−16週、時々中身を入れ替えて、積みなおしながら余分な水分を抜く調整と熟成期間(エイジング)を設けます。その後、カップ検査を経て研磨機での最終工程に移ります。この研磨工程を経る事で「黄金コーヒー」と呼ばれる所以である豆表面がつやつやとした金色に生まれ変わります。 モンスーンコーヒーの個性は独特です。 比類なきモンスーンコーヒーの香味をおたのしみください。
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商品名:Monsoon Malabar AA Ganapathy Estate 地域:南インド、チクマンガロール、クールグ、マンガロール 生産者:ガナパティエステート、シャラダエステート
標高:1300-1450メートル
品種:Arabica-S795,Cauvery, SLN9
精選方法:Dry processed & Monsooning
クロップ:2022/23
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焙煎と味わいの特徴
「重厚で濃厚な苦み、長く広がる余韻」「アーシー、スパイシー、ウッディ」
モンスーンコーヒーならではの重厚で濃厚な苦み、長く広がる余韻をおたのしみください。とろりとした質感、濃厚でなめらかなコクが魅力です。フルボディ。
アーシー(大地の香り)、スパイシー、ウッディ。苦みのコーヒーではありますが、まろやかな甘味も持ち、アフターティストが半端ないです。ロングアフターテイスト。 |
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2023/12/04から「2022/23」に切り替えます。販売価格を見直しました。(2023/12/4) |
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ティスティング評価 ◎=強く感じられる ○=感じられる △=少し感じられる |