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産地の特徴など
コンゴ民主共和国は世界でも11番目という広大な面積を持つ、250以上の異なる民族が確認されているアフリカでも有数の多民族国家。1990年代の内戦によってインフラは破壊され、経済は壊滅状態となり、世界最貧国のひとつとなった。キブ州のコーヒー産業を育成することによってコンゴの生活を向上させる目的で、ヴィルンガコーヒーカンパニーが2011年に設立された。
現在、北キブ州に5か所(カタンダ、ムテンデロ、カホンド、ハトウェ、カヴィサ)、南キブ州に2か所(カタナ、ルゲンド)のウォッシングステーションを所有するまでに成長している。 カヴィサ・ウォッシングステーションは、標高1632メートルの位置にあり、1エーカー未満の零細生産者たちがチェリーを持ち込んでくる。精製はフルウォッシュとナチュラルの両方。
カフェゼロサンでは2016~17年に「コンゴ ブルボンスペシャル」という名前でカホンドWSを販売していました。今回入荷の「ベイビーチーター」はカヴィサWSのブルボン種「フルウォッシュド」です。品質の向上はめざましく生豆もきれいです。 |
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北キブ州キルンバ
カヴィサ・ウォッシングステーション近隣の生産者
標高1500−1800メートル、有機栽培 規格:キブ3
精製方法:フルウォッシュド
品種:ブルボン種 スクリーン15UP
2020/21 クロップ(2022年・日本入荷豆) |
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焙煎と味わいの特徴
「まろやかで豊富な甘味とコクを持ち、ほどよい酸味で飲み飽きない」
まろやかで豊富な甘味とコクを持ち、ほどよい酸味で飲み飽きない、DRコンゴの中煎り「ブルボン」です。中米産の高品質「ブルボン」ウォッシュドに近い印象のマイルドなコーヒーです。アフリカで言えばルワンダ、マラウィ、タンザニアあたりにありそうです。香味の説明がむつかしいです。 後味がよいので日常的に常飲するコーヒーとして、サンドイッチなどの食事中に飲むコーヒーとしてもよいかと思います。
焙煎度はふつうの「シティロースト」です |
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2022年6月1日から販売開始(2022/05/31)11月18日受注分をもって販売終了になりました(2022/11/18) |
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ティスティング評価 ◎=強く感じられる ○=感じられる △=少し感じられる |