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■産地の特徴など■
ブルンジは中部アフリカの内陸国で、お隣りのルワンダとだいたい同じくらいの、北海道の1/3程度の小さな国です。コーヒー、茶は主要産業です。ブルンジにコーヒーが伝わったのは1933年。ベルギーの宣教師がレユニオン島から持ち込みました。ブルンジにコーヒーが持ち込まれた当初はブルボン種のみでしたが、現在ではティピカも栽培されています。産地はブイェンディ、キリミロ、ムミルワの3エリアがります。今回お届けするムミルワはその中でもいちばん小さい産地で、ルワンダとコンゴの国境沿いにあります。ブルンジ産コーヒーは初めて取り寄せてみましたが、生豆はきれいで粒もそろっており、欠点豆は極めて少なく、その点でいうとタンザニア、ケニア以上で、ルワンダ・マラウィクラスの仕上がりでした。素晴らしい仕上げです。
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■生豆の写真をクリックすると拡大します。 |
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ルワンダとコンゴの国境沿いムミルワ地区 標高1100-2000m、年間降雨量1100ミリ
ソゲスタルコーヒー組合(小規模農家)4つのウォッシングステーションで精製
品種:ブルボン、ティピカ フルウォッシュド 2011クロップ(日本入荷2012/06)2012年7月20日から販売開始 |
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■焙煎と味わいの特徴■
「豊富な甘味とひろがるうま味」「アフリカンマイルドコーヒー」
カフェゼロサン初登場のブルンジコーヒーをひとことで説明すると「中米産コーヒーを思わせるバランス系のコーヒー」でアフリカンマイルドコーヒーといってもよいでしょう。クリーンなカップ。その持ち味を活かすために、焙煎は深煎りにし過ぎず「シティローストの少しだけ深め」にとどめています。特徴ある香りというわけではなく、ややおとなしめ(チョコレート、フローラルでしょうか)ですが、何より「豊富な甘味とひろがるうまみ」が魅力です。
酸味は少し活かしています。後口がよいので、何杯でも飲みたくなりますね。
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2013年1月20日受注分をもって生豆完売のため販売終了になりました |